叔父と小人のアナと雪の女王
「絵本読んで〜♡」甘えた声で小人が叔父の上に座り込む。
LINEポップ2を淡々としていた叔父からすると迷惑な話だろうが、とりあえず読み聞かせをしだす43歳中年太りの叔父。
小人が選んだ本は、アナ雪の絵本。
読み聞かせをしてくれるのは、とてもありがたいのだけれど・・・
終わってからの問いかけが酷かった。
叔父「終わり方オカシイだろ」
小人「おかしくないよー」
叔父「国民はもっと2人を好きになりましたって、こいつら国民のために何したの?」
小人「え?」
叔父「国民の生活を豊かにするために何をしたのか?って話。何もしてないのに国民から好かれるわけがないだろう。」
小人「国民はアナとエルサが好きなんだよー!」
叔父「国民は税金を引き下げるとか、交付金をばらまくとか、補助金・助成金を出すとかしないと好きにならないぞ。」
小人「・・・・・・・で、でも、好きなんだよ!」
叔父「例えば、エルサは能力を使って観光客を呼び込んで国の経済に貢献出来るとしても、アナは何が出来る?ただ、税金で飯食うだけか?」
小人「アナも可愛いんだよ!」
叔父「アナが可愛くて国の役に立つ。その根拠は?どう役立つの?」
小人に耳を塞ぐよう指示を出した元旦のお昼。
幼稚園児に政治系のお話は止めて欲しいものである。個人の思想を植え付けかねないからね。
まずは、社会を自分の目で視てから考えてくれないと困るにゃん♡
そのあと、保守・革新を幼稚園児に解説している叔父を目撃したので小人を連れて外出したお。