シングルマザー女子大生ゆるゆるゆか子にっき

シングルマザー女子大生(だった)上原のにっき。ゆるふわニートなうです。

ニートな僕ら

毎朝7時起床で、出勤ラッシュにもまれながらも8時には目的地に到着。

夜は19時に帰宅して、23時までに就寝。

 

一見、普通の生活をしているかのように思えるはず。

でも僕らの生活は、“普通”の人たちとは違っていた。

だって、ニートなんだもの。

 

人生に疲れたとうなだれるほど歳はとっていないし、お昼まで酒を飲む体力もまだ残っていたし、同い年くらいの人たちは大学生だろうし、まだまだ若さだけはあった。

 

それでも、僕らは働かなかった。

毎日のようにパチ屋に通う。まわってくる賭け事には乗っかる。

実家暮らしだけど遊ぶためのお金は博打で手に入れていた。

 

ある日、負け続けていた風俗嬢の友達が4万円勝ちした。

「2時間で4万円勝ちだよ!ソープで1本(50分)8000円よりずっと良い!」

彼女は1週間出勤しなかったし、勝ったお金で母親を病院に連れて行った。

 

あれから何年経ったんだろう。

今でもニートを貫き通している先輩は「クズの神様」と呼ばれるようになり、僕は吹き出物に悩まされる大学生になった。そして風俗嬢の友達は、「福祉の手を借りるのはイヤだ」と言い張り、今でも風俗店に勤めている。

 

未でも変わらないのは、僕のタバコの銘柄と風俗嬢の友達があのとき手にした4万円の意味と重さだけだと思う。だけど僕は、あの4万円の意味をまだ理解しきれていないし、どう解釈したらいいのかすら分からない。

 

きっと僕のアタマの中は、ニートだったあの頃からあまり変わっていないのかもしれないなあ。