ダイアンフォスティンバーグと美意識
友人からダイアンフォスティンバーグのワンピースをいただいた。1970年に(たぶん)創立したアメリカの高級ファッションブランドだ。
友人の美意識はとても高く、AndyのSサイズがパッツパツなわたしとは比にならない。とはいえ、わたしにもジーンマクレーンのSサイズが大きいときがあったわけだ。
どうしてもダイアンのワンピースが着たいわたしは、タンスの肥やしと化したWACOALのコルセットを探した。無事コルセットが見付かり、巻いてみると、ものすごく苦しい。尋常じゃないほど苦しい。
7年前のわたしは、苦しいコルセットを巻いて生活していた。美意識が高かったのかもしれない。ふと、昔の生活を思い出した。
毎日、お酒を飲んで蓄膿と鼻炎を患い、アトピーが悪化してしまい、お酒にドクターストップがかかった。これを省けば、夜な夜な岩盤浴に通い、サウナに行き、コルセットを巻いていた。そうしたことが日常に組み込まれていたのだから、今のわたしから見れば「美意識が高い」類いのひとだったのかもしれない。
ぶっちゃけ、子供が生まれる前は、プエラリアのサプリとかガンガン飲んでいたし、半身浴もしていたし、「かわいくなりたい」という気持ちでいっぱいだった。無意識のうちに、それなりの努力をしていたのだ。
ダイアンのワンピースをくれた友人が「かわいくなりたいって強く願うことが大切だ」と教えてくれた。きっとそれは、強く願えば願うほど、無意識レベルでの行動に繋がる、ということなのだろう。
「かわいくなりたい」気持ちを思い出させてくれた友人に感謝の気持ちでいっぱいだ。そして、とりあえず、ダイエットしようと思った。