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麻薬密輸青年 荷物置去り逃走 琉球新聞 1952.06.21(土)

麻薬密輸青年 荷物置去り逃走

さる十五日午後十一時十分頃、×××が×××内を巡視中岸壁×留中の美島丸からボストンバック一個と風呂敷包一個を持出そうとする者を発見取調べた所自分は兼城村の金城成一(21)という者であると×し、荷物取調べをしている間にハイヤーで逃走行方をくらました。置去り荷物を調べた所次の品物が入っている

△日本製劇薬ホスヒタン三百包(三千本)

△同(?)レツテル三千枚

△ズボン(棉青色)一枚

△半ソデ白棉シャツ一枚

△風呂敷 ボストン各一となっている

薬品は覚せい剤の一種のようで胡差病院にある衛生研究所で分析中である、××で美島丸を取調べた所同人は鹿児島から密航して来たものでこれを世話した船員某は那覇署にて留置取調べ中であるが、同船員は鹿児島の知り合いで食堂を経営しているものに頼まれて前記の金城を乗せたと語っている。なお金城が船員に語った住所は豊見城村元チリ捨場の附近だとのことで税関に述べた住所と違っている、本人の申述べている兼城村を調べた所前記名前の者は居らず船員に話した豊見城村には同姓同名の者が三名もいるとのことで××を×めている逃走當時の同人の服装カーキースボンにカーキーの運動×、体格は一メーター五十六位色は黒く丸顔で髪は七三に分けていた。なお同人を乗せたタクシーの運転手の話では安里交番附近を流していると拾われて○ん×に行き、×は世界館前を通って大宝館に到りそこで下車して市場通りの方に行ったとのことである××では同人が××そこそこの若い者であるのに多量の麻薬に類(?)する薬品(?)を持って来た点から背後関係があるのではないかとにらんでいる

 

 

※ ×は漢字で読み取れないとこ

 (?)は合ってるか微妙な漢字

  ○はひらがな