貧乏シングルマザーが大学生になったので学費の計算してみたら意外と大丈夫そうなことが発覚した
女性の貧困問題が経済誌でも取上げられ、日経ビジネスではゴールドマンサックス様が効果的な投資を模索中だとか、どっかのメガネ企業さんが奨学金を払ってくれる素敵な社内制度が紹介されているなかで、アラサーとピチピチぎゃるの狭間で揺れている私は、日射しに殺されそうな大学前のバス停で酷い顔をしながら立つ日々をおくっている。
何を隠そう(何にも隠すことないけどw)私はシングルマザーで、今話題の“貧困世帯”の当事者なんだけれども、ガチ詰みそうな人生に眼を瞑り大学進学してみたのである。
「貧困世帯のくせに!呑気に大学なんて行ってねーで働けよ!」と、批判の声が聞こえてきそうだが、そんなもの、ふるシカトでおk♡だと思っている。
だって、将来的な納税額とかを算出するのは偉い人たちのお仕事だし、根拠なく批判する人たちの話に耳を傾けていたら一生貧困どころから連鎖させてしまうのでね。にっこり
さて、シングルマザーが大学生になっても意外と大丈夫そうな理由をかるーく紹介したいと思う。
1. わたしのケース
・祖母宅で間借り
・アルバイトは今から探す
・子ども6歳(小学校1年生)
子供をみる人がいて、間借りの家賃代は遅れても問題(だけど)ない環境がある、ってのがポイント。
2. 大学の学費
・年間82万円
・初年度は86万円
4年間で332万円かかる!
シングルマザーのくせに私大文系なんて行けねーよ!と思ったら甘い。
シングルマザーだからイケるんだお。
3. 奨学金
・民間の奨学金 50万円確定
現時点で確定しているのが50万円。
332万円−50万円=282万円になるから、残り282万円の学費を賄う方法を考えれば良いわけだ。
4. 高等技能促進支援金
高等技能促進支援金は2年以上の教育期間で何らかの資格取得のためにかかる費用を月10万円給付してくれる制度。
ひとり親世帯の親が使える唯一のハッピーな制度なの♡
詳細はリンク先と各自治体にお問い合わせくださいませ。
私の場合、4年制大学で資格取得に4年間かかるので申請が通れば、10万円×24ヶ月=240万円になる。
これで、282万円ー240万円=42万円。
つまり、高等技能促進支援金が利用できたら4年間のトータルが42万円で済むわけ。
5. 年間いくらかかるの?
42万円を4年間で割ると年間10万5千円になる。
さらに月で計算すると月額9000円からちょいおつりがくる。
6. 他にかかるお金どーすんの?
今からアルバイトを探すことになりそうだけど、児童扶養手当と子ども手当は定期的に入る。
子供にかかる費用は、低所得者向けの制度をフル活用して出費を最低限に抑えることができるし、自分の交通費はアルバイト代で賄う!
そうするとJASSの奨学金(貸与)は利用せずに済みそうだし、したとしても最低額で生きていくぶんはある計算になるお。
★まとめ★
児童扶養手当の受給をMAX5年間にする、って話が凍結している今だからこそ大学にも通えますし、若年出産してしまったこともあり、中卒と高卒と大卒での生涯所得をざっくり計算したら大卒の方が微妙に高くなったから、「あ、これ大学いっても良いんじゃね?」という結論にいたった。
ただ、リスクとしては新卒採用ギリギリの年齢ですし、F欄文系だし、就職先の幅がかなり狭い。
私と似たような状況で私より若いシングルマザーには、是非、上位の国立大や私立大に進学してほしい。
どーせ再婚するなら次は、イケメンで収入が安定している男性と結婚したいぜ!笑