キャバ嬢アンケートをとったのに……（キャバ嬢のこれからと今）
絶望的に日本語が不自由な私に、新書の機会を与えてくれた優しい編集者がいる。これは、本当に幸せな事。その編集者を紹介してくれた先生には、頭が上がらないくらい感謝している。
新書のためにキャバ嬢アンケートをとってみたのだけれど、U18から働いていることにばかりフォーカスされている気がして、本当に残念だと思っている。キャバ嬢のアンケートは前代未聞だし、これからの人生も大事なはずなのに、そこには興味がない人が多い気がした。
私は17才から松山で働いていたけれど、松山でキャッチをしていた理由なんて「なんとなく」としか言えない。強いて言うならお小遣い以上に遊ぶお金が欲しかった。それくらいの動機で入った。私のまわりのキャバ嬢に聞いても「なんとなく」だ。それは、アンケート一致している。それにも関わらず、キャバ嬢のキャリアラダーには興味がない人が多い。私は、あまり過去には興味がなくて、過去の話ばかりをする人たちに違和感を覚えてしまう。過去の話をしている間にU18は「なんとなく」夜の世界に入ってくるわけであって、それを止めようとしていたらきりがない。
本気で止めようと思うなら夜の世界の人と連携した方が早いのだけれども、そういった動きはない。どうやって引き止めるのか本当に不思議に思う。「なんとなく」働いている子たちには、つらい過去があるのだけれども抜け出す方が大変だって全く理解していない。10代を助けるのも重要。それに加えて、夜の世界から抜け出す手助けをしないと、夜の世界の引力と昼間の斥力に負けてしまうだろう。それって、階層の固定化に繋がるんじゃない？と、考えてしまう。
私は階層の固定化が大嫌い。だって、子供にも影響するでしょ？その根拠を示せないし、本の引用をするのもだるいから、そういうのは新書でやるけど。
ブログは、あくまでもブログだからライトな感じでしかかけれども、キャリアラダーについても考えてほしいなぁと思っている。階層の固定化は、本当に良くない。私自身、国がやっている資格をとるための制度申請しているけど、窓口の人の理解が足りないから利用できなくて、めちゃくちゃ困っている。その制度を利用できたら勉強と原稿に集中できるのに……。市長もその制度についてわかっていなくて、どうしようもない。
16才で糸満のスナック、17才で松山デビューした私は、過去よりも “今”の方が大事だと思っているよ。私のブログを読んだみんなは、キャバ嬢のその先を、階層の固定化を考えて欲しいなあと思う。
最後に……。
困ってるんだよ！ 友達も困ってるんだよ！ ちゃんとニーズを拾えよ！
私はライター続けるために社会調査士がほしいの！ 日本で沖縄だけしか取られていないキャバ嬢アンケートを評価してほしいの！ 役所の意地悪！ これは、沖縄に貢献出来てるでしょ！誰も出来ないデータをとってるんだから！
