ケインくんのコラムについて
つい先日、「取るに足らない、鬼ごっこ」という
コラムを読みました。
研究者が自分語りをするコラムは珍しいと思います。
以前、私はmessyでシングルマザー女子大生として自分語りのコラムを書かせていただいていたのですが、毎回、身を削るような思いで書いていたのを思い出しました。
自分の体験談をかくのは、ひたすら自分と向き合っていく作業です。それがとてもツライんですよね。
ここ最近は、取材メインになったので自分と向き合うことは少なくなりました。が、別の問題が発生しました。自分のスタンスがわからないんです。
明るく書くのか、過去を引っ張り出して暗く書くのか。どちらも書こうと思えば書けるのですが、サーベイしてみないとわからないじゃん!と思ってしまうのです。
まあ、過去を引っ張り出して暗く書く方向性で行くと思いますが……。
だいぶ話が逸れてしまいましたが、私は、ケインくんが書くコラムが好きです。
(論文も好きw 一文で当事者との距離を上手く表現する技術がカッコイイです)
ちなみに、クラウドファウンディング(?)に挑戦しているので、みなさま是非!応援してください。多様性について語るは場所を提供するのは、とても大切なことだと考えています。もっと彼らのコラムが読みたい、多様性を届けて欲しい、みんなが生きやすい社会になって欲しい。そんな思いで寄付していただけると嬉しいです。
研究者が身を削って書くことは、本当に新しい取り組みです。研究者だから書けないことも、葛藤もあるでしょう。そんな中で自分語りをしているのは、高く評価されるべきだと考えています。誰も自分のことは深く書かないので笑。しかも、web媒体で読めるなんてお得感満載です。
というわけで、ケインくんたちのサイトの紹介になってしまいましたが、是非ともよろしくお願いいたしまする!